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執筆者の写真Kendall Lab

クルマ好きのための年末恒例イベント「カー・オブ・ザ・イヤー」のお話

皆さんこんにちは!「ケンドルラボ」担当・ケン太です。 2024年も気が付けば最終コーナーを立ち上がり、ホームストレートに差し掛かるあたりでしょうか。 要するに「年末」なわけですが、年末といえば「流行語大賞」「今年の漢字」「10大ニュース」が話題になりますね。 クルマ好きとしては「カー・オブ・ザ・イヤー」で盛り上がりたいところですので、今回のケンドルラボで取り上げてみることにしました。さっそく始めましょう。




その年の日本を代表するクルマを決める「日本カー・オブ・ザ・イヤー」


「日本のモータリゼーションの発展とコンシューマーへの最新モデルおよび最新技術の周知」を目的に、1980年に創設されたのが「日本カー・オブ・ザ・イヤー」です。

ご存知の方も多いと思いますが「CAR OF THE YEAR」の頭文字を取って「COTY」とも呼ばれています(同じ略称の「コスプレイヤー・オブ・ザ・イヤー」もあるそうですが…)。


今年で45回目(2024-2025)となる日本カー・オブ・ザ・イヤーは、60名を上限(現時点で59名)とする選考委員(実行委員会による選任・無報酬)の投票で決定され、毎年12月に発表されます。選考の対象となるのは、前年11月から当年10月までに日本で発表・発売されたクルマで、ノミネートされたものに限られます。 11月に1次選考で選ばれた「10ベストカー」が発表され、12月に最終選考会と表彰式が行われます。


選考委員は自動車評論家、モータージャーナリスト、レーシングドライバーが中心ですが、YouTuber、DJ、演出家、音楽プロデューサー、アナウンサー、企業コンサルタントといった方々も。

クルマに関連する各種メディアでお馴染みの方々が勢揃いといった感じですので、気になる方は日本カー・オブ・ザ・イヤーのWebサイトをチェックしてください。


さて、11月6日に発表された今年の10ベストカーは、スズキ・フロンクス、トヨタ・ランドクルーザー250、ホンダ・フリード、マツダ・CX80、三菱・トライトン、レクサス・LBX、BYD・シール、ヒョンデ・アイオニック5N、MINI・クーパー、ボルボ・EX30となっています。今年の日本カー・オブ・ザ・イヤーはどのクルマになるのでしょうか?

なお、第1回は東洋工業(マツダ)ファミリア、昨年の第44回はトヨタ・プリウスでした。


ちなみに「日本カー・オブ・ザ・イヤー」「10ベストカー」のほかに、「インポート・カー・オブ・ザ・イヤー(日本車がカー・オブ・ザ・イヤーに選ばれた場合に最高得点を得た輸入車)」「デザイン・カー・オブ・ザ・イヤー」「テクノロジー・カー・オブ・ザ・イヤー」「特別賞」などの賞があります。


日本のもう一つのカー・オブ・ザ・イヤー「RJCカーオブザイヤー」


日本には日本カー・オブ・ザ・イヤーのほかに、日本自動車研究者ジャーナリスト会議(RJC)が主催する「RJCカーオブザイヤー」があります。1992年(1991年~1992年次)の創設から、今年で34回目を迎えます。

こちらはすでに11月12日に最終選考の結果が発表されており、RJCカーオブザイヤーにはスズキ・スイフト、RJCインポートカーオブザイヤーにはMINI・クーパー、RJCテクノロジーオブザイヤーにはBYD・シール、特別賞には三菱・トライトンが選ばれています。


RJCカーオブザイヤーについては「小型車・大衆車の受賞が多い」ということを今回初めて知りました。

過去の受賞車を見てみますと、小型車を得意とするスズキのクルマがカーオブザイヤーを8度受賞しています。スズキ以外のメーカーの小型車、軽自動車の名前も多くみられます。

一方で、日本カー・オブ・ザ・イヤーではスズキ、ダイハツのクルマはノミネートされるものの、カー・オブ・ザ・イヤーの受賞歴はありません。


RJCカーオブザイヤーと日本カー・オブ・ザ・イヤー、それぞれの過去の受賞車、選考委員、選考基準などを比べてみると面白そうです。

どうでもいいことですが、RJCのほうは「カー・オブ・ザ・イヤー」ではなく「カーオブザイヤー」という表記なんですね…。


日本でも注目度の高い海外で開催されるカー・オブ・ザ・イヤーといえば?


日本以外の世界の国々でも開催されているカー・オブ・ザ・イヤーですが、日本でも高い注目を集めるのは、やはり「北米」と「欧州」のカー・オブ・ザ・イヤーでしょう。

それぞれのカー・オブ・ザ・イヤーの概要について、サクッと見ていきましょう。


北米で市販されたクルマを対象とする北米カー・オブ・ザ・イヤーには、乗用車・トラック・SUVという3つの部門があります。

アメリカとカナダの選考委員(48名)によって上位3車種が選ばれ、デトロイトで開催される北米国際オートショーで受賞者の発表が行われるのだそうです。

過去の受賞車を見てみますと、日本のメーカーが強いことがわかります。

直近の3年は2022年ホンダ・シビック、2023年アキュラ・インテグラ、2024年トヨタ・プリウスといった結果で、日本のメーカーが3連覇しています。


欧州カー・オブ・ザ・イヤーの歴史は古く、初開催は1964年にまで遡ります。

欧州には多くの国があるためか、60名ほどの選考委員の国籍は20か国を超えるのだとか。

欧州カー・オブ・ザ・イヤーの歴代受賞車は、日本のRJCカーオブザイヤーと同様に小型車の名前が数多く並びます。最も多く受賞しているメーカーはフィアットで、ルノー、プジョーも上位にその名を連ねます。

なお、日本メーカーの受賞は1993年日産・マイクラ、2000年トヨタ・ヤリス、2005年トヨタ・プリウス、2011年日産・リーフのみという状況です。


第44回日本カー・オブ・ザ・イヤーのプリウスにオススメのエンジンオイル


途中でも触れましたが、昨年の第44回(2023‐2024)日本カー・オブ・ザ・イヤーに輝いたクルマは、トヨタ・プリウスでした。

ハイブリッド車のパイオニアとして市場を切り拓き、シンボルであり続けたプリウス。

5代目となる現行型では「Hybrid Reborn」をコンセプトに新たなステージへと舵を切り、かつてないほどスタイリッシュかつスポーティーなクルマへと変貌を遂げたことで、選考委員からの高評価につながったようです。


そんな5代目プリウスには2リッターのM20A-FXSを搭載するハイブリッド、プラグインハイブリッドと、1.8リッターの2ZR-FXEを搭載するハイブリッドがあります。

いずれもエンジンオイルの指定粘度は「0W16」ですので、ケンドルのエンジンオイルでしたら「Kendall GT-1 MAX Motor Oil with LiquiTek(0W16)」がオススメです。

燃費向上に貢献する低粘度オイルですが、16,000kmまたは1年(シビアコンディションの場合は10,000kmまたは1年)でのオイル交換でOKの「長持ちエンジンオイル」です。


前回の第44回(2023‐2024)インポート・カー・オブ・ザ・イヤーはBMW X1でした。

こちらは「日本市場にマッチするボディサイズ」「BEV/マイルドハイブリッド/ガソリンという3種類のパワーユニットが用意されたこと」がおもな授賞理由だそう。

現行BMW X1(2024年11月時点)の3種類のパワーユニットを詳しく見てみますと、BEV以外では3種類のエンジンが搭載されています。


1.5リッターのB38A15P、2リッターのB48A20H、2リッター・ディーゼルのB47C20B(マイルドハイブリッド)これらはいずれも「0W20/C5」が指定粘度ですので、ケンドルのエンジンオイルでしたら「GT-1 EURO+ Motor Oil(5W30)」がベストな選択肢となります。

BMWの認証を受けているエンジンオイルですので、BMW X1にも安心してお使いいただけます。

もちろん、こちらも「長持ちエンジンオイル」ですので、オイル交換にかかる時間とコストの削減にも貢献できます。


 

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