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執筆者の写真Kendall Lab

新型フリードを迎え撃つ、コンパクトミニバンの王者「トヨタ・シエンタ」

皆さんこんにちは!「ケンドルラボ」担当・ケン太です。

前回のケンドルラボは大人気の新型フリードの話題でしたので、今回はフリードのライバル的存在である「トヨタ・シエンタ」について取り上げてみようと思います。

それでは、さっそく始めていきましょう。




現行モデルは3代目。歴代のトヨタ・シエンタをサクッとご紹介


シエンタは現行モデルで3代目となります。

初代シエンタが登場したのは、今から20年以上も前の2003年9月のこと。

当時全盛だったミニバンと、運転しやすいコンパクトカーの「いいとこ取り」を形にしたコンパクトミニバンの先駆け的存在といえます。

車名は「スペイン語の『siete(7、シエテ)』と、英語の『Entertain(楽しませる)』からの造語」だそうです。当時の自動車雑誌によると、初代シエンタの価格は「137万円から」となっていました。

なお、現行のエントリーモデルは199万5,200円(2024年7月現在)です。


2代目シエンタは2015年に登場。女性目線で開発された初代から、デザイン、使い勝手、乗り味に至るまで大きく刷新。

5ナンバーサイズは維持したうえで、快適性・利便性を大幅にアップさせました。

初代からガラリと変わった外観のデザインテーマは、「アーバン・トレッキングシューズ」。

「どこかに出かけたくなるクルマ」を表現するデザインなのだとか。

2代目からは新開発のガソリンエンジンが投入され、ハイブリッド車も登場。

シエンタの人気はますます高まっていきます。


現行モデルとなる3代目シエンタの登場は2022年。

キャラクターに起用された可愛い犬も話題になりました。

私はてっきりCGだと思っていたのですが、「長十桜(ちょうじゅうろう)」という実在するポメプーでした。

3代目シエンタは2代目に比べ、外観・内装ともに落ち着いて、より上質になった印象があります。

四隅に丸みを持たせたことで、コンパクトで運転しやすそうに見えるのですが、実際に取り回しがラクだと聞きます(私はまだ運転したことがありません)。


全車が「サポカーS(ワイド)」となり、2WDのハイブリッド車なら28km/L(WLTCモード)を超える燃費を達成するなど、安全性、経済性も大きく向上。

さらにスマートかつ親しみやすいクルマへと進化。

2023年の新車販売台数ランキング(乗用車)によると、シエンタの販売台数は約13万2,332台で第3位にランクインしています。

一方、ライバルであるフリードは7万7562台で第10位。

現時点でのコンパクトミニバンの王者はシエンタになりますが、新型フリードが登場した2024年は一体どんな結果になるのでしょうか?



シエンタとフリード、ライバルである両者の違いは?


国産のコンパクトミニバンを購入しようとすると、まず候補に挙がるのがシエンタとフリードのはず(他社のライバルが消滅していますし…)。

新型フリードの登場以降、シエンタとフリードの比較記事をよく目にしますので、両者の違いを簡単にまとめてみましょう。


まずはサイズについて。

シエンタは全長4,260mm/全幅1,695mm/全高1,695mm(4WDは1,715mm)となっています。

一方のフリードは全長4,310mm/全幅1,695mm(クロスターは1,720mm)/全高1,755mm(4WDは1,780mm)です。

数字だけを見ると、大きさは「ほぼ同じ」となりますが、実車を見ると結構違って見えると思います。

ほんの数ミリが大きな違いになることもあるので、ここは要注意です。


「走り」や「運転のしやすさ」についての記事を見ると、フリードとシエンタ、どちらも評価は上々です。シエンタはボディーが少しコンパクトな分だけ、走りに軽快感があるそう。

フリードは落ち着いた印象の乗り味で、静粛性の高さではフリードに軍配があがるとのこと。

両者とも視界はスッキリとしており、運転のしやすさは甲乙つけがたいようです。


「燃費(WLTCモード)」については、ガソリンエンジン車、ハイブリッド車のどちらもシエンタに軍配があがります。

実際に運転してみないと分かりませんが、「フリードのほうがパワフル」という記事も目にしましたので、フリードは「走りとのバランス」、シエンタは「経済性」を重視しているのかもしれません。


ミニバンなので「シートアレンジ」も見逃せないところですが、これに関しても両者はほぼ互角のようです。ただし、フリードの2列目はセパレートシートを選ぶことができます。

荷室の使い勝手はシエンタのほうが優位に立つようです。

シエンタの3列目は床下に納まりますが、フリードの3列目は左右への跳ね上げ式。荷物の大きさや量などによって、どちらを選ぶかが分かれそうです。



「長持ちエンジンオイル」のケンドル。もちろんシエンタにも使えます!


ケンドルのエンジンオイルは「長持ちエンジンオイル」として長い歴史を持っており、16,000kmまたは1年(シビアコンディションの場合は10,000kmまたは1年)でのオイル交換になります。

オイル交換のコストや手間を抑えたい方にオススメのエンジンオイルです。

長持ちするのは、ベースオイルが高品質であることが大きな理由。

エンジン保護性能も抜群ですので、オイルそのものだけでなく大切な愛車も長持ちします!


■初代シエンタ(2003年~2015年)

初代シエンタは1.5リッターのガソリンエンジン車のみの設定です。エンジン型式は「1NZ-FE」となります。メーカー指定粘度は「0W20(SN)」ですので、ケンドルのエンジンオイルをお使いいただく場合、「Kendall GT-1 MAX 0W20」または「Kendall GT-1 High Performance 0W20」をオススメします。


■2代目シエンタ(2015年~2022年)

2代目シエンタはガソリンエンジン車とハイブリッド車があります。排気量はすべて1.5リッターですが、ガソリンエンジン車については2WDと4WDで搭載するエンジンが異なります。

2WDは「2NR-FKE」型、4WDは初代と同じ「1NZ-FE」型。ハイブリッド車のエンジン型式は「1NZ-FXE」となります。


「2NR-FKE」型エンジンおよび「1NZ-FXE」型エンジン搭載車の場合、メーカー指定粘度は「0W16(SN)」となりますので、ケンドルのエンジンオイルでは「Kendall GT-1 MAX 0W16」が最適です。

4WDの「1NZ-FE」型搭載車は、初代と同じになります。


■3代目シエンタ(2022年~)

現行型となる3代目シエンタも、2代目と同様にガソリン車とハイブリッド車の設定があります。ガソリンエンジン車のエンジン型式は「M15A-FKS」、ハイブリッド車のエンジン型式は「M15A-FXE」となります。


「M15A-FKS」型の指定粘度は「0W16(SP)」ですので、「Kendall GT-1 MAX 0W16」をオススメします。「GLV-1 0W8」指定となるハイブリッド車の「M15A-FXE」型エンジンにも「Kendall GT-1 MAX 0W16」で対応可能です。

※「GLV-1規格」とは、2019年にスタートした日本独自のエンジンオイルの規格で、超低粘度「0W-8および0W-12」が対象でハイブリッド用になります。


ケンドルのエンジンオイルをお試しいただく際は、当社公認の正規販売店「阪神ブレーキ工業株式会社」の運営サイトから安心の正規輸入品をご購入のうえ、ディーラーや整備工場などにオイル交換作業をご依頼ください(ご購入はこちらから)。


 

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