皆さんこんにちは!「ケンドルラボ」担当・ケン太です。
「お買い得な中古車」が大好物の私ですが、人気車種のモデルチェンジも大いに気になります。
そこで今回は、先日モデルチェンジした新型(3代目)ホンダ・フリードのお話です。
実際にディーラーで新型を見せてもらいましたので、簡単なレポートもお届けします(個人の感想レベルですが)。
8年ぶりにモデルチェンジしたフリード。先行受注は約2万4,000台!
2008年の登場以来、常に新車販売台数ランキング上位に名を連ねるホンダのコンパクトミニバン「フリード」。
2024年6月28日、3代目となる新型フリードが発売されました。
2代目の登場は2016年9月ですから、8年ぶりのフルモデルチェンジとなります。
ショーン・レノン氏が「ちょうどいい!」とアピールしていた初代フリードのCMが忘れられないのですが、3代目のキャッチフレーズは「ギュッと!FREED」。
「シンプルな幸福がギュッと凝縮されたクルマをつくりたい」という思いが込められているそうです。
なお、フリードという車名は「自由」を意味する「Freedom」からの造語で、「自由な発想で追い求めたクルマ」であり、「free(自由な)」+「do(行動する)」という意味だとか。
新型フリードには、デザインや仕様が異なる2タイプ「AIR(エアー)」と「CROSSTAR(クロスター)」が用意されています。
シンプルで洗練された雰囲気が漂うAIRと、無骨なクロカン風のテイストで遊び心をくすぐるCROSSTAR。
キャラ立ちがハッキリしているので、どちらを選ぶかで迷うことはなさそう。
CROSSTARについては2列シート仕様(5人乗り)も選択できるので、アウトドア派の方などから高い支持を獲得しそうです。
新型フリードの月間販売計画台数は6,500台。
5月半ばから先行受注を開始し、発売日までに約2万4,000台を受注したとのことで、フリードの人気ぶりが伺えます。
人気の上級グレード「e:HEV AIR EX(FF)」については、すでに納車まで9か月待ちという状況だそう。
新型も従来通り、ハイブリッドモデルとガソリンエンジンモデルが用意されていますが、先行受注の段階では85%の方がハイブリッドを選択しているとのこと。
ハイブリッドモデルには、ホンダ自慢の2モーターハイブリッドシステム「e:HEV(イーエイチイーブイ)」を採用。
エンジンに加えて発電用と走行用の2つのモーターを搭載し、モーターだけで走る「EVモード」、エンジンとモーターの両方を使って走る「ハイブリッドモード」、エンジンだけで走る「エンジンモード」の3つのモードを自動で切り替え。
気持ちの良い走りと省燃費を両立させています。
今やN-BOXと並んで、ホンダの屋台骨を支える存在となったフリード。
様々なメディアで「爆売れ必至」と高評価ですが、果たしてどれだけのヒット作になるのでしょうか?
新型フリードを見に行ったら…事前情報・カタログ情報どおりの出来でした
スキマ時間ができた7月の初めに、神戸市内のホンダディーラーで新型フリードを見せてもらいました。
当日は2台のAIRが展示されていましたが、残念ながらCROSSTARはなし。
また、時間の都合で試乗はかなわず…中途半端で申し訳ありません。
まずはスタイリングから。
初代と2代目のフリードについては、曲線と直線が入り混じったデザインで、複雑なプレスラインが躍動感を演出していました。
3代目となる新型フリードのスタイリングは、直線基調に変わってとにかくスッキリ、シンプルに。
パッと見の「親しみやすさ」が一段とアップし、幅広い層に受け入れられそうです。
新型フリードを初めて見たとき「見た目がスッキリしただけでなく、まさか小さくなった?」と思ったのですが、実際には新型の全長(4,310mm)は、従来型より45mmも拡大されていました。
なお、新型フリードのAIRは5ナンバーサイズを維持していますが、CROSSTARはホイールアーチの幅が、AIRより25 mm広いため3ナンバーになります。
乗り込んでみると、当然のごとく「広い」です。2列目は179cmの私が足を組んだり、投げ出したりしても余裕たっぷり。
よほど大柄な方でない限り3列目の乗車も苦にならないハズ。
もう一つ、3列目で好印象だったのは「明るい」こと。カタログの「大きな窓で採光性を向上」は本当です。また、3列目シートは「跳ね上げ」も簡単にできるように進化しています。
リアクーラー(タイプ別)も設定され、快適性も大幅にアップしています。
見るからに快適そうなシートは、しっかりとしたコシがあって、表皮の手触りはサラサラ。
「FABTECT(ファブテクト)」という、撥水・撥油効果を持つホンダ独自のファブリック素材でした。
ちなみにこの素材は「テリヤキハンバーガーをこぼして、炎天下で1週間放置してもふき取りやすい」という目標を掲げて開発されたそうです。
小さいお子さんがいらっしゃる方、濡れたり汚れたりするものを載せる方にも嬉しいですね。
インパネ周りは、木目調パネルを採用するなどして上質感を演出していた従来型とは異なり、シンプルでカジュアルなものに。
外観と同様、肩ひじ張らない心地よさがあります。
とくに驚いた(感動した)のは、まさに「スッキリ!」な運転席からの視界です。
カタログには「すっきりノイズレス視界」とありますが、これはまったくその通りで、視界にムダな物(見えなくてもイイ物)が入ってきません。
「窓が広くて開放感バツグン!」といったものとは異なりますので、気になる方は実車で体感してみてください。
なお、新型フリードには安全運転支援システム「Honda SENSING」が全タイプに標準装備となっており、安全性と安心感がよりいっそう高められています。
フリードのオーナーさんに試して欲しい!オススメのケンドルエンジンオイル
さて、デビューから16年が経過するフリードですが、まだまだ現役で活躍している最初期型もたくさん目にします。
そこで、ここでは新型だけでなく、従来モデルまでを含めた「フリードにオススメのケンドルエンジンオイル」をご紹介します。
■初代フリード(2008年~2016年)
エンジン型式「L15A」のガソリンエンジン車には、「ウルトラLEO 0W20」が指定となっていますので、「Kendall GT-1 High Performance 0W20」または「GT-1 Max 0W20」をオススメします。
エンジン型式「LEA-MF6」のハイブリッド車には、「ウルトラGreen (0W16相当)が指定のため、「Kendall GT-1 Max 0W16」がベストマッチです。
■2代目フリード(2016年~2024年)
エンジン型式「L15B」のガソリンエンジン車、エンジン型式「LEB-H1」のハイブリッド車はいずれも「ウルトラ NEXT (0W8相当)」が指定であるため、「Kendall GT-1 Max 0W16」がオススメです。
■3代目フリード(新型)
エンジン型式「L15D」のガソリンエンジン車、エンジン型式「LEB-H5」のハイブリッド車もいずれも「ウルトラ NEXT (0W8 相当)」が指定であるため、前モデルと同じく「Kendall GT-1 Max 0W16」がオススメになります。
初代~2代目のフリードにお乗りの方で、「走行距離が10万キロを超えた」「登録から10年以上になる」といった方には、「オイル漏れ・オイル下がり対策(密封)」「サビ予防(防錆)」の性能を強化したタイプのケンドルエンジンオイル「GT-1 Endurance 5W30」がオススメです。
なお、ケンドルのエンジンオイルは「長持ちエンジンオイル」としてアメリカをはじめ世界各国で知られています。
ケンドルのエンジンオイルは16,000kmまたは1年(シビアコンディションの場合は10,000kmまたは1年)でのオイル交換になるので、交換工賃までを考えると、オイル交換にかかるコストを大きく抑えられます。
ケンドルのエンジンオイルは、当社公認の正規販売店「阪神ブレーキ工業株式会社」の運営サイトから、安心の正規輸入品をご購入ください。