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執筆者の写真Kendall Lab

日・米を代表するオフロードSUV「ラングラー」と「ジムニー」

皆さんこんにちは!「ケンドルラボ」担当・ケン太です。

最近とても気になるのが、日本の自動車・バイクメーカーの「日本未導入モデル」です。

アメリカ、インド、タイなどで販売中の日本未導入モデルには、魅力的なものがいくつもあります。

そんな中、先日インドで発売されたのが「5ドア」のスズキ・ジムニー。

コレは日本でもヒットするハズ。5ドア版ジムニーの日本導入は未定とのことですが、その日が来るのを楽しみに待つことにします。


さて、ジムニーの話題からスタートした今回のケンドルラボ。

その流れで(なかば強引に)「日・米を代表するオフロードSUV『ラングラー』と『ジムニー』」というタイトルでお話を進めていきます。




オフローダーといえば「ジープ」。その歴史や名前の由来をサクッとおさらい


山でも、川でも、ぬかるみでも。岩場や砂漠、積雪地だってなんのその。

少々のことではへこたれない力強い走りで、どこへでも連れて行ってくれる頼もしいクルマ。

そんなクルマの総称として「ジープ」が使われることがありますね。

「RV」や「SUV」という言葉が定着するまで、オフロードタイヤで背高のクルマは大体「ジープ」と呼ばれていたような…。


クルマ好きの皆さんならご存知の通り、ジープは自動車業界で確固たる地位を築く人気ブランドのひとつ。

初代ジープは今から約80年前の1941年、アメリカ陸軍の偵察車として誕生したのだそう。

丈夫で使い勝手が良いクルマだったことから、偵察以外の様々な任務・作業の相棒として活躍。

すると「General Purpose(汎用・万能・多目的)」を略した「GP」という愛称が付けられ、やがてジープと呼ばれるようになったのです(所説あり)。


ジープといえば、縦長の「7つの穴」が開いたフロントグリルですね。

この「7スロットグリル」は1945年から続くジープの象徴。

じつは、軍用車両だった頃はモデル毎にスロットの数が異なっていました。

ところが、民間用車両として販売するにはヘッドライトを大きくしなければならず、グリルの幅とスロットの数を調整した結果「7スロット」に落ち着いたのだとか。

なお、「ジープの歴史」についてはジープ公式サイトでしっかり学べますよ!



初代ジープの血統を受け継ぎ、進化を続ける「ジープ・ラングラー」


母国アメリカはもちろん、日本でも人気の高いジープ・ラングラー。

丸型ヘッドライトと7本のスロットグリル、逞しさみなぎる直線基調の力強いフォルム。

そして、世界トップクラスと評される高い走破性。ジープ公式サイトでも「初代ジープの血統を受け継ぐ」と紹介されるジープ・ラングラーには、ひと目でそれと識別できる強烈な個性と存在感がありますね。


そんなジープ・ラングラーは1987年にデビュー。2018年発売の現行モデルが4代目になります。

初代から現在まで「これぞジープ」な伝統的デザインはそのままに(初代のヘッドライトは「角形」ですが)、時代に合わせた着実な進化を遂げています。

ATモデルだけを見ても初代の3速ATから、現行モデルでは8速ATへと進化。

最近ではプラグインハイブリッドの「ルビコン4Xe」も登場。

今後はどのように進化していくのでしょうか。


現時点(2023年7月現在)で日本に導入されている4代目のジープ・ラングラーに搭載されているのは、2リッターの直列4気筒DOHCターボエンジンです。

2022年モデルまでは3.6リッターV6エンジンの仕様も用意されていました。

4代目ジープ・ラングラーの2リッター直4ターボ、3.6リッターV6、それぞれにオススメしたいケンドルのエンジンオイルは、「Kendall GT-1 EURO+ 5W30」です。

トランスミッション8速AT(8HP50)および最新9速AT(948TE)には「Kendall VersaTrans LV ATF」が最適です。



約200か国で愛される、日本が世界に誇るオフローダー「ジムニー」


日本でジムニーが生まれたのは、アメリカでジープが誕生した約30年後の1970年でした。

軍用車として生まれたジープに対して、ジムニーはおもに山間部で建設・土木や林業、運送業などに従事する人たちのパートナーとして生み出されたクルマです。

当時の四輪駆動車は大型で大排気量であることが当たり前でしたが、小型・軽量で360㏄にも関わらず高い走破性と耐久性を持つジムニーは、瞬く間に多くの人々に愛されるクルマになりました。


ジムニーは現在までに約200か国で販売され、世界中に数多くのジムニーファン「ジムニスト」が存在しています。

ジムニーという車名の由来については、「Jeep」「Mini」「Tiny」という3つの単語をもとにした造語で、「ジープ型のミニ」を表現しているという説がありますが、スズキのホームページには「発音のしやすさ、覚えやすさなどから作ったものです」と記載されていました。

ちなみに、アメリカでは「サムライ」、インドネシアでは「カタナ」といった具合に、国によって名前が異なることもあります。


さて、ジムニーは誕生から50年以上が経過していますが、現行モデル(JB64)が4代目になります。

排気量が1,500㏄のジムニーシエラについては、現行モデル(JB74)で3代目になります。

軽自動車規格のジムニー(JB64)に搭載される「R06A」型ターボエンジンに最適なケンドルのエンジンオイルは「Kendall GT-1 High Performance 5W30」。ジムニーシエラの「K15B」型エンジンには「Kendall GT-1 Max 0W16」をお使いください。

 

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