皆さんこんにちは!「ケンドルラボ」担当・ケン太です。
先日、実家を訪れると、両親が古い写真の整理をしていました。
いつ、どこで、誰が撮影したのか?それすら分からない写真が山盛りだったのですが、何となく見覚えのある男性と「昭和のスポーツカー」が写った1枚が目に留まりました。
親戚のおじさんがマツダ・サバンナRX-7(FB3S)を購入した際の写真(40年以上前!)だそうで、おじさんの笑顔とピカピカのRX-7が眩しい1枚でした。
というわけで(?)、今回のケンドルラボはマツダの「ロータリーエンジン」に関連する話題をお届けします。
マツダファンの皆さん、ロータリーエンジン愛好家の皆さんには少々物足りない内容かと思いますが、最後までお付き合いください。
復活のロータリーエンジンを最初に搭載するのは、欧州向けの「MX-30」
今年1月、ベルギーのブリュッセルで開催された「ブリュッセルモーターショー」で、マツダはロータリーエンジンの“復活”を正式に発表しました。
マツダの広報資料によると、ロータリーエンジン搭載車の量産は約11年ぶり(2012年6月「RX-8」量産終了)とのことで、すでに6月22日から広島の宇品第1工場で量産が始まっているそうです。
「ロータリー復活」の話題に初めて触れたとき、ロータリーエンジンの復活と同時に「RX-7」「RX-8」の後継車種が登場するのか?と期待したのですが、そうはなりませんでした。
見出しにもある通り、まずはコンパクトSUVの「MX-30(欧州向け・プラグインハイブリッドモデル)」に搭載。マツダは伝家の宝刀・ロータリーエンジンを敢えて「駆動用」のエンジンとしてではなく、「発電用」のエンジンとして復活させたのでした。
11年の時を経て、発電用エンジンとして生まれ変わったマツダのロータリーエンジン。
軽量・コンパクト・高出力という特長に磨きをかけ、最大の弱点だった燃費の問題を見事に克服。
他社とは一線を画す、マツダ独自のプラグインハイブリッドシステムの「核」として、見事に復活を果たした…といったところでしょうか。
燃費や排ガスの問題で姿を消したロータリーエンジンが、環境負荷低減の切り札として復活するとは面白いものですね。
ケン太が気になるロータリーエンジンを搭載したマツダ車
■4代目コスモ(ユーノスコスモ)
私は「バブルを知らない世代」の人間ですが、バブル期の国産車に強い憧れを持っています。
その中で最も魅力的に感じるのが、ユーノスコスモです。登場から30年以上が経過しているにも関わらず、まったく古さを感じさせないロングノーズ・ショートデッキの美しいスタイルと洗練されたインテリア。
280馬力を発生させる3ローターのロータリーエンジンの燃費はリッター3~5㎞と聞きますが、乗ってしまえばそんなことは忘れてしまいそうです。
■RX-7(FD3S)
社会人になって初めて勤めた会社の先輩が乗っていたのが、RX-7(FD3S)でした。
深いブルーのRX-7はいつもキレイに磨かれており、流線形のボディが輝いていたのを思い出します。一度「乗ってみる?」と声を掛けてもらったことがありますが、公道に出るのは恐れ多くて…。
シートに座らせてもらうだけでも興奮したのを覚えています。現在、中古車市場では価格が高騰しており、平均で約500万円にもなっているのですね!
■RX-8(SE3P)
私が真剣に購入を検討したことがあるロータリーエンジン搭載車は、RX-8(SE3P)です。
ロータリーエンジン搭載のFRスポーツでありながら、ユニークな“観音開き”の4ドアで4人乗りという実用性に惹かれたのでした。
しかし、家族からは「今さらスポーツカーに乗る意味が分からない」「燃費が悪そう」などと反対され購入を断念。反対を押し切ってRX-8を選んでいれば、いったいどんなカーライフを送っていたのでしょう?
■マツダ787B(グループCカー)
世界三大レースの一つとされるル・マン24時間レース。
今年で100周年を迎えた歴史あるル・マンで、1991年に日本車初の総合優勝を飾ったのがマツダ787B(55号車)です。
残念ながら動画投稿サイトなどで走行映像を見たことがあるだけなのですが、4ローターのR26Bエンジンが奏でる、まるで管楽器のような排気音に感動してしまいます。
一度でいいので、そのエキゾーストノートを生で聞いてみたいです。
※9月17日(日)に富士スピードウェイで行われる「MAZDA FAN FESTA」で787Bのデモランが行われるそうです。
「RX-7」「RX-8」のオーナーさんから好評のケンドルのエンジンオイル
ロータリーエンジンを搭載する「RX-7(FD3S)」や「RX-8(SE3P)」のオーナーの皆さんからご好評いただいているのが、ケンドルのエンジンオイル「GT-1 High Performance 10W40」、「GT-1 High Performance 5W30」です。
ちなみに、「FD3S」の純正指定粘度は10W30、「SE3P」は0W20です。
「熱」が問題になるロータリーエンジンですが、ケンドルの「GT-1 High Performanceシリーズ」のエンジンオイルなら、過酷な使用条件の下においてもしっかりとエンジンを保護し、ロータリーエンジンのパフォーマンスとフィーリングを支えます。
RX-7のレース仕様車では、レーシングスペックオイルでもある「GT-1 Competition 20W50」が最適です。
「RX-7(FD3S)」の量産終了から21年、「RX-8(SE3P)」の量産終了から11年という歳月が経過していますが、その魅力や存在感は薄れるどころか、ますます輝きを増していますね。
オーナー皆さんには、ケンドルのエンジンオイルで好調を維持し、末永くマイレージを重ねていただきたいと思います。